足裏の指の付け根が痛いのは、関節炎や血行不良などのさまざまな原因があるのですが、足の中指と薬指の間が痛いときに考えられるのは「モートン神経腫」です。
これは、趾間神経という足の裏と指につながる神経が長時間刺激を受け続けることで、その部分に神経腫ができてしまうことにより起こるものです。
はじめのうちは軽い痛みですが、進行していくと焼けるような感じがしたりビリビリするようになります。
ひどくなると歩行が大変になり、一歩踏み出すだけで激痛が襲うようになるのです。
中高年の女性に発生することが多く、ハイヒールや足に合わない靴を履くことによってその症状も強くなる傾向があります。
治療方法としては、まずヒールの低い靴やゆったりとした靴を履くようにします。また、オーダーメイドのインソールを作って靴の中に敷くことも効果があります。
また、炎症を抑えるために痛む箇所に少量の副腎皮質ステロイド薬の注射を打つこともあります。
人によっては日にちを開けて数回繰り返し打つ場合もあります。
こうした方法でも痛みが治まらないときは、手術も検討されます。
このように、毎日履く靴によって健康を害することもあると知って、自分の足に合う靴を選ぶことも健康管理に大切なのです。
また、足裏の指の付け根に痛みを感じたらすぐに医師の診察を受けましょう。

ぜひ、オススメ見て下さい。→足裏の指の付け根が痛い原因

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